2011年06月21日

Jazz Cafe 〜ジャズ通への道〜 Season2 レスター・ヤング (とビリー・ホリデー)

2011年6月21日のOA: 21時〜82.8鎌倉FM Jazz Cafe 〜ジャズ通への道
   
ジャズを聴きながらジャズの歴史がわかってしまう番組は
                     Season2 第16回
     Jazz Cafe --- Season 2 - 16
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   ※ 今夜もジャズと一緒に過去へとお連れします。
    
   彼は彼女をLady Dayと呼びました。
 彼女は彼をPrez (President)と呼びました。
     歌っているようにサックスを奏でる彼と
             サックスの音のように歌う彼女。
 どちらがメインになることもなくひとつになって紡がれる音に
   だれもが二人の愛を確信したといいます。

    でも二人は 恋人同士ではありませんでした。
            
  お届けするのはレスター・ヤングとビリー・ホリデーの物語。

  そんなふたりの人生をぜひご一緒に ◎〜

                         えつ  

************** 本日の人生とOA曲 ↓↓↓*************

  レスター・ヤングの人生の物語

1909年8月27日 ミシシッピー州 ウッドヴィル生
父親:音楽の先生
に習った楽器:ドラム・トランペット・サックス・バイオリン
選んだ楽器: テナーサックス (とクラリネット) 
性格:    シャイ

少年時代 父親から学んだ様々な楽器を操りつつ、家族でヴォードビルに出演。
     US各地のカーニバルを周る

1927年  18歳。南アでの人種差別に辟易。
     もう行きたくない と家族バンドから離れる。
     カンサスシティーへ。
     カウント・ベイシーのバンドと共演して話題に。

1934年  NYへ。
     コールマン・ホーキンスの後継者として、
     フレッチャー・ヘンダーソンのバンドに迎えられる。
     ハーレムのホテルのたんすにネズミが出る。
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     母と暮らすビリー・ホリデーの家に招かれ住むことに。

     ≪このころのビリーホリデー≫
     19歳ですでに壮絶な人生を送りつつ、フレッチャー・ヘンダーソンの元で歌う。
 

    ビリーとの相性は抜群。
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   "If I heard it from the next room,
 I couldn't tell if it was Prez playing or Billie humming."

「隣の部屋で聞いていたら、
 ビリーのハミングなのかレスターのサックスなのか聞き分けられないの。
            そのくらい、二人の音は一つだったの」 by ビリーの母


1937年〜 ビリーとともに49枚のアルバムをリリース。
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     ステージでも家でもともに歌う。その音はミラクル。
     でも、恋人ではない。

1945年  軍隊に徴兵される。おそろしい人種差別を受ける。
     戻ってからはアルコール中毒に。

     ≪このころのビリーホリデー≫
     ヘロイン中毒


1951年  演奏はしつつも人生に疲れる。
     ビリーともあわなくなってしまう。
                      
1957年  48歳。ビリー(42歳)と再会。
     CBSのSound of Jazzに出演、共演。
     ミラクル。  
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  "ItS almost like if you squeeze a eart in that pain, the nectar that drips from it is incredibly angelic - it's sweet.
It is always that age-old question: do you have to walk in fire to sing the songs that they did?"

   「彼らの生み出した音楽は、傷ついた心から絞り取った一滴のしずくのようなものだ。
 問い返したくなるのはいつの日も同じ疑問。
 炎の上を歩くくらい辛い思いをしなければ、辿りつけないものはあるのだろうか」
               by Kamau Daaoud, a black American Poet


1959年3月 レスター・ヤング永眠。
    7月 ビリー・ホリデー永眠。
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  OAナンバー
 結木セレクトラインアップ

" On the Sunny Side of the Street " by Billie Holiday
                             
     " Peg o' My Heart " by Lester Young
                            
    " The Way You Look Tonight " by Billie Holiday
                            
 " Me, Myself and I "
           by Billie Holiday

      " Who Wants Love? "
              by Billie Holiday and Lester Young



  " Sweet Lorrain "
              by Lester Young
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   " When You're Smiling "
          by Billie Holiday and Lester Young

                &
  
   " Human Nature "
                  by Traincha
       as finale!

中野さん(中野俊成:放送作家)セレクトコーナー 
      "Honeysuckle Rose" by Ella Fitzgerald
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posted by etsu at 00:00| 日記